いろいろな脱毛のやり方
脱毛には、医療機関で行う本格的なものから、自分で処理する除毛に近いものまでたくさんのやり方があります。本格的なものでは、美容外科、クリニックなどで行なっている針やレーザーを使うものがあります。これらは、やり方は異なりますが、原理は、毛の毛根付近にある毛の成長に関わっている細胞を熱することで、その働きを妨げるということをしています。両者とも半永久的な効果(永久脱毛)が期待できます。
民間のエステやサロンなどで行われているやり方に光脱毛があります。これは、原理的には、上記の美容外科などで行われているレーザーを使ったものと同じで、違うところは、使用機器のパワーが低いところとレーザーでなく光を使うところで、一般に費用も安く済みます。もうひとつエステなどで行われているものに非熱式脱毛があります。これは、ローションなどを塗って、そこにオゾンをあてることで、毛根にダメージを与えるやり方をします。
熱が発生しないので、火傷などの危険がなく、安全性の高い方法ですが、現在、このやり方を行なっているところは、あまりありません。市販の光脱毛器を購入して、自分で行うこともできます。原理的には、エステなどの光を使った方法と同じで、機器の価格が数万円からと比較的手に入れやすく、一定のファンがいます。ただ、光を発する部品に寿命がありますので、ランニングコストがかかります。
その他には、除毛に近いのですが、ブラジリアンワックスというものもあります。これは、毛の生えているところへワックスを塗って、乾いたところで一気に剥がすという少し手荒なことをします。この方法は、完全なものではありませんが、一時的に毛の処理をしたい時には効果的です。